毎日プロテイン飲んでま〜す！
そんな方は注意が必要かもしれません。
昨今、健康志向が高まる中、筋トレやダイエット、美容のためにプロテインパウダーを利用する人が増えています。
タンパク質は私たちの体にとって欠かせない栄養素であり、効率的に摂取できるプロテインパウダーはとても便利ですよね。
しかし、実は、多くのプロテインパウダーに、健康リスクを高める可能性のある「汚染物質」が含まれていることが、最新の研究で明らかになりました。
今回の記事では、Clean Label Project（クリーンラベルプロジェクト）が実施した調査結果をもとに、プロテインパウダーに潜む危険性と、安全な製品選びのポイントをわかりやすく解説していきます。
筋トレや美容のためにプロテインを飲んでいる方に向けて安心安全のプロテインもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
タップできる目次
【調査方法】どのようにしてプロテインパウダーの汚染物質を測定したの？
今回の調査では、アメリカで販売されている主要ブランド70社から、160種類のプロテインパウダーを、ニールセンとAmazonのベストセラーリストを参考にして、独自に購入。
そして、独立した分析化学研究所であるEllipse Analyticsに依頼し、誘導結合プラズマ質量分析法（ICP-MS）を用いて重金属を、液体クロマトグラフィータンデム質量分析法（LC-MS/MS）を用いてビスフェノールと農薬を測定しました。
これらの分析により、35,862件ものデータを得ることができ、プロテインパウダーに含まれる汚染物質の実態を詳細を明らかにしました。
なるほど。
専門機関に依頼して、かなり詳細な検査を行ったんですね！
データの信頼性も高いと言得そうですね。
せやで。
しかも、これらの分析は全て第三者機関がやってるから、公平な目でプロテインパウダーの安全性を評価できてると言えるわな。
【調査結果】プロテインパウダーに汚染物質はどれくらいあるのか
では、今回の調査結果を１つずつご紹介していきます。
①プロテインパウダーの約半数に安全基準値を超える汚染物質が！？
今回の調査で対象となった160種類のプロテインパウダーのうち47%の製品から、カリフォルニア州が定める安全基準値を超える汚染物質が検出されました。
検出された主な物質として、以下が挙げられています。
えっ、約半数ってかなりの割合ですね。
これらは何か健康に害があるんですか？
これらの重金属や化学物質は、長期的に摂取すると、健康に悪影響を及ぼす可能性があると言われとる。
だから、できれば摂取せんほうが良い。
健康のために飲んでいるのに、逆に健康リスクを高めてしまう可能性があるなんて、ショックですね…。
②オーガニックだから安心とは限らない！見過ごされがちな落とし穴
今回の調査で、オーガニック認証を受けたプロテインパウダーの方が、非オーガニック製品よりも、汚染物質の量が多いとの結果も出ています。
具体的には、オーガニックのものは非オーガニックのものに比べて、平均して3倍もの鉛、2倍のカドミウムを含んでいることが判明しました。
オーガニック製品は、農薬や化学肥料を使用せずに栽培されるため、安全性が高いと考える人が多いでしょう。
しかし、この調査結果は、オーガニックだからといって、必ずしも汚染物質が少ないわけではないことを示しています。
オーガニックは農薬を使っていないから、体にやさしいと思ってたのに…
でも、なんでそんなことが起こるの？
汚染物質は、土壌や水、大気など、環境中に存在するものやねん。
オーガニック栽培でも、土壌自体が汚染されていれば、作物が汚染物質を吸収してしまう可能性があるわけや。
なるほど...
オーガニック認証はあくまで栽培方法に関するものであって、汚染物質の含有量を保証するものではないんですね。
③植物性プロテインは要注意！特にチョコレート味はリスクが高い？
さらに、植物性のプロテインの危険性についても指摘されています。
具体的には、植物性プロテインは、乳清ベースのプロテインと比べて、3倍の鉛を含んでいることがわかりました。
調査では、77%の植物性プロテインで基準値以上の鉛が検出されたとしています。
また、チョコレート味のプロテインは、バニラ味と比べて、4倍の鉛を含んでいることも明らかになりました。
これらの結果から、原料や製造工程の違いが、汚染物質の含有量に影響を与えている可能性が考えられます。
植物性プロテインを愛用している人にとっては、気になる結果ですね...
特にチョコレート味は人気があるから、注意が必要そうです。
そうやな。
プロテインを選ぶときは、原料やフレーバーにも注意を払うことが大切になるな。
日常生活へのヒント：安全なプロテイン選びの3つのポイント
この調査結果から、プロテインパウダーを選ぶ際に、栄養成分だけでなく、汚染物質のリスクにも目を向ける重要性が示されました。
今後は、安全なプロテインを選ぶためには、以下の3つのポイントを意識しましょう。
Clean Label Project（クリーンラベルプロジェクト）はアメリカの機関ですが、日本でも売られている製品のチェックなどもしているので、活用できます。
上記のポイントを意識すれば、かなり安全性の高いプロテインを選べるでしょう。
とはいえ、プロテインはあくまでも補助食品。
バランスの取れた食生活を基本にしつつ、賢くプロテインを活用することが大事やで！
まとめ：プロテインパウダーは、本当に安心？
今回の調査結果は、プロテインパウダーの安全性について、改めて考えさせられる内容でした。
健康のために摂取しているプロテインパウダーが、実は健康リスクを高めている可能性があるというのは、衝撃的な事実です。
しかし、すべてのプロテインパウダーが危険というわけではありません。
信頼できる情報をもとに、安全な製品を選ぶことで、プロテインパウダーのメリットを享受しながら、健康的な生活を送ることができるでしょう。
プロテイン選びは、「賢く、慎重に」が鉄則やで！
重金属のチェックをしてるプロテインもあるから、気になる方はチェックしてみてな！
